7/15(火) 15:47
7月8日に放送された『マツコの知らない世界』(TBS)では「30代からの婚活の世界」を特集。その内容にネットからはさまざまな声が集まりました。この企画は、初婚年齢が30代を超えて晩婚化が進む現代において、婚活激戦区とも言われる30代からの本気の婚活のリアルな現場を紹介するというもの。前回の「40代からの婚活企画」が大反響だったことから、今回の企画に至ったそうです。
番組では前回同様、東京都青山にある結婚相談所「マリーミー」を運営する婚活アドバイザーの植草美幸さんと、その娘のれいあさんが登場。本気で結婚したいという独身30代男性・女性に対し、植草さんがアドバイスをしつつ、実際に婚活パーティーに参加する様子が映されていました。
登場したのは「親に光熱費を払ってもらう年収約200万円で、菜々緒がタイプのラーメン店アルバイト・34歳男性」、「相手女性には年収500万円を求める身長158cm・年収300万円の飲食店アルバイト・35歳男性」、「相手男性に年収800万円以上を求める会社員兼モデル業をする年収500万円・31歳女性」などでした。
結婚相手に求める条件などを語る彼らに対し、植草さんは「言っていることすべてがドリーム」「図々しいにも程がある」「あなたくらいの女性は山ほどいる」などと辛口でコメント。相手に求める理想の高さや、結婚のために自分を見つめ直す必要性を植草さんが厳しく指摘する様子が、面白おかしく伝えられていました。
番組が放送されると、ネットでは切り取り動画や画像で今回の企画が拡散。「実際に婚活パーティーに行くとこんな男ばっかりだよね」、「こういう人たちは自分には甘いのに他人には厳しい」、「頭ハゲて親のスネをかじった年収200万のフリーターが誰かと結婚できると思える自己肯定感は羨ましいくらい」といった参加者たちへの批判的な意見が多く集まりました。
一方で今回の参加者たちは「婚活に興味のあるエキストラ事務所に所属している男女」として番組冒頭で紹介されていました。特に男性2人は役者業もしながらアルバイトで生計を立てているようで、ネット上に掲載されている役者業のプロフィールを特定した人もいました。
この状況に対し、「結局は素人ではなく売れてない役者か」、「ヤラセだとしても面白いからいいじゃん」といった意見が寄せられる一方で、本気で婚活をしている人たちからは「こういう番組のせいで婚活中の私たちまで非常識で理想の高い高飛車だと思われそうで嫌」、「真面目に婚活している人をバカにする流れを助長するのは、余計に非婚化を進ませるのでは?」として、番組への拒否反応や二次被害を訴える意見もありました。
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