弓桁朱琴「生田さんがリーダーになってからは、より一層私が憧れていたモーニング娘。の空気感になって本当に楽しかったです」

――お2人にとって生田さんは、どういう先輩、リーダーでした？

弓桁「生田さんってめっちゃ体育会系じゃ
ないですか。私は体育会系の雰囲気が
大好きで、モーニング娘。に興味を持ったのも、
アイドルらしからぬゴリゴリなところがすごく
好きだったんですね。生田さんがリーダーに
なってからは、より一層私が憧れていた
モーニング娘。の空気感になって、毎日が
体育祭の前日みたいな気合いの入った感じで
過ごさせていただいて、本当に楽しかったです」

井上「私は思っていることをなかなか
口にできなくて、リハーサルなんかで
もっとこうしたいのにというのが言えずに
口ごもっちゃうことが多いんですね。
そんな私の思いを生田さんは察して、
“もう一回やる？”みたいにうながして
くれる。それがすごく嬉しくて。生田さんが
卒業されても大丈夫なように、自分で
意見を言えるようになりたいと思います」

――生田さんにとって、お2人は一番下の後輩になります。

生田「あまりにも正反対な2人なので、
最初はすごく不安でした（笑）。やっぱり
同期じゃないと分かち合えないものが
絶対にあるので、わかり合ってくれるかなって。
でも2年経って、お互いの良いところも
悪いところも理解し合って、今の関係性に
なっていると思うし、モーニング娘。の
なかでの役割も確立しつつある。あとは
ほかのメンバーとどう馴染むか。パフォーマンス
とかじゃなくて空気感の話なんですけど、
17期で固まりがちなので」

弓桁「たしかに楽屋なんかでも私たち、
ずっと隣の席でいますね」

生田「ちょっと距離の詰め方がメンバー
同士の信頼関係だったり、無言で通じ
合える関係性みたいなものにつながって
いくと思うので、そこは期待したいです」

弓桁「2人加入だったから何をするにも
井上と一緒で、そこに頼っちゃってると
いうのはあります。絶対にそばにいてくれる
という安心感があって」

井上「私はモーニング娘。に加入するまで
年上の方とほとんど関わったことがなくて、
どう接していいか全然わからなかったんです。
でも先輩方はすごく甘えさせてくれて･･･
自分から行ってもいいんだっていうふうに今は
思えるようになったので、これからは自分からも
どんどん話しかけていきたいなと思います」