LINEが運営するLINEリサーチは、15~64歳の男女を対象に、YouTubeを見る頻度やジャンルについて調査を実施した。ふだんYouTubeを見ている人に「よく見るジャンル」を聞いたところ、全体1位は「音楽(MV、PV含む)」で40%弱だった。
全体の2~3位は「お笑い/バラエティー」「ゲーム」で20%前後、4位以降は「料理/グルメ」「アイドル/芸能人」「スポーツ」「ペット/動物」で、それぞれ10%台だった。
年代別で分析すると、10代は各ジャンルの割合が他の年代より高めだった。
「音楽(MV、PV含む)」は全ての年代で1位を獲得。特に10代では52.2%という結果に。10~20代では「音楽」に次いで「ゲーム」が2位にランクインした。特に「ゲーム」は女性よりも男性の割合が圧倒的に高かった。
10代では「マンガ/アニメ」(24.9%)が3位にランクイン。「雑談」「VTuber(バーチャルユーチューバー)」「教育/勉強」は他の年代より高い割合だった。
何かにチャレンジする様子を撮影した「チャレンジ/やってみた」は10~20代のみでランクインした。「化粧品/コスメ」も10~20代でランクインしていた。
男女別で分析すると「ゲーム」「スポーツ」「乗り物(車、バイク、電車など)」は男性が特に高かった。女性の割合が高いのは「料理/グルメ」「アイドル/芸能人」「化粧品/コスメ」だった。
●ふだんYouTubeをどのくらい見ている?
各年代別に、平日・休日を合わせてふだんYouTubeをどのくらい見ているか尋ねた。すると「週6日以上、ほぼ毎日見ている」と回答したのは、10代では71%、20代では65%という結果に
1日あたりの見ている時間はどうか。10~20代で最も多かったのが「1日1~3時間未満」(31%)で、「1日に3時間以上」も28%だった。
「週に4~5日くらい」はどの年代でも10%台だった。
同社は「年代によってYouTubeを見る時間に大きな違いがみられる結果となった。一方で、『YouTubeを知っているが、まったく見ていない/知らない』という人は、どの年代でも1割以下にとどまった」とコメントした。
今回の調査は、15~64歳の男女を対象にインターネットで実施した。期間は2月25~28日、有効回答数は5254人。

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