転載元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1757318623/
◼私の本名は「李平蔵」だと嘘を流す人…「法的措置も」
私は長年、事実に基づかないゴシップや噂、デマの類を経験してきました。私がアメリカの資本と繋がっているとか、アメリカの原理主義者だ、新自由主義者だ、格差を広げた張本人だ、など。挙げ句の果てには、私が不正に200兆円もの利益を得ているという、荒唐無稽な記事までありました。私のどこに、そんな大金があるというのでしょうか。
そして、その中でも特に根深く、いまだにインターネット上で囁かれているのが「竹中平蔵は在日朝鮮人であり、本名は『李平蔵』だ」というものです。
最近も、男性が、私が和歌山の小学生だった頃、周りから「李くん、李くん」と呼ばれていた、などと証言している動画を見かけました。一体誰がそんなことを言っているのか。もちろん、まったくの事実無根です。私は和歌山県の商店街にある履物屋の息子として生まれ、両親も祖父母も日本人です。「李」などという姓で呼ばれたことは一度もありません。
こうしたデマは弁護士に相談もしていますが、ある程度名の知られた人間であれば、誰しもが一度は「在日説」を囁かれるのが、今の日本の異様なところです。特にリベラルな思想を持つ人たちの中には、この種の噂を否定しづらい風潮があるとも聞きます。「在日韓国・朝鮮人であることを否定するのは、彼らに対する差別意識があるからではないか」という内向きの批判を恐れるからです。
しかし、問題の本質はそこではありません。私が韓国人であるか、アメリカ人であるか、火星人であるかは問題ではないのです。問題なのは、私の個人情報について、明白な「嘘」が意図的に流布されているという事実、その一点に尽きます。私は、仮に誰かから「あなたはアメリカ人ですよね」と事実と異なることを断定的に言われれば、それも嫌です。アイデンティティとは、その人自身が規定するものであり、他人が勝手に決めつけるべきものではないからです。
私はバカなことを平気で言う人を相手にしたくはないのですが、あまりにひどい内容については法的措置をとることにしています。常に弁護士とも相談しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/158d291d3d3dc218d030bd20f7204a6ea41e8c2d