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ニューヨーク州弁護士で信州大学特任教授の山口真由氏が2日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。医師と議論したいと切実に訴えた。
番組では新型コロナの在宅医療に取り組む医師として注目されている長尾クリニック名誉会長・長尾和弘氏をゲストに、同氏が日々の診療で抱く「苦悩」について共感できるか?議論した。
多くのパネラーが共感する中、山口氏は「私はやっぱり、医師がこうして『聖なる職業だ』って持ち上げられてることが許せないんですよ」と言い切った。
目の前に長尾氏がいただけに、山口氏は「先生は素晴らしいと思います…」と一瞬ひるんだが「素晴らしいとか言っちゃって、ほんとこうやって媚びるのはよくない」とすぐさま前言を撤回。
続けて「私は何で医者がこれだけ持ち上げられるのか?って考えてみたわけ。それで弁護士とも違って、医師が聖なる職業と言われてるのは、いろいろ理由はあるんだけど、やっぱりおじいちゃん・おばあちゃんからすると、自分が払った対価よりもずっとすばらしいサービスを受けてるっていう感覚があるわけ」と分析した。
その上で「でも違うの。それは社会保険料から払われてるんです!っていうのがどうしても気にかかる」と指摘し「だってさ、おかしいじゃない? なんでお医者さんがさ、みーんな『休め』と言ったら、みんなで緊急事態宣言になるわけ? なんで?なんで?なんで?じゃない? 医師の先生っていうか『聖なる』っていうところにすごい文句がある」とまくし立てた。
進行役の黒木千晶アナが「確かに社会保険料おかげで自分たちの負担分は低い」とうなずくと、山口氏は「だからさ、敬うじゃない? おかしい。おかしいよ。私、医師と議論したいと思って。そしたら、すぐ(ネットに)『クレーマー』って書かれて…」と愚痴っていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0889fc1f51b85bb278acb155e097b9ea267c81a3